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アフガニスタンの女性警官が困難な戦いに直面

2007年10月24日カブール(BBC News)

女性が二人ずつホテルの庭にある急ごしらえのキャットウォークの上を、きちんとアイロンのかかったピカピカのボタンの制服を見せて歩いた。

このファッションショーはイスラム圏から集まった女性警官を特集してカブールで行われ、250対1という数で男性に圧倒されているアフガニスタンの女性警官に、アドバイスを与え士気を高めるために催された。

この伝統的で保守的な社会で女性警官を巡回させるのはまだまだ先のことであるが、彼女たちができることはもっとたくさんある。

「これはすべての女性警官達が、お互いの制服を見て、情報を交換し、イスラム社会で警官の仕事をする女性に相応しいことは何かを考える機会なのです。」とアフガニスタン内務省の警察及び男女格差担当のシニアアドバイザーTonita Murrayが語った。

彼女は、アフガニスタンの女性警官がバングラデシュ、パキスタン、インドネシアそしてマレーシアなどから来た女性警官と経験を共有することを通して自信を持てるように手助けするためにと企画されたこの女性警官会議を率いている。

制服の中には、尖った帽子に頭を覆うカバーを組み込んだ物や、長くてだぶだぶのものもある。わずか数年前には家族に付き添われていない、あるいは頭から足の先まで完全に覆われていないという理由で、タリバンによって道で鞭打たれていた場所で、受け入れられるようにと、そうなっている。

今日でさえ、アフガニスタンでは多くの女性がブルカを身につけるか、ほとんど全身を覆っている。

社会のルールによって女性が独立するのは難しい。しかし、Khadeja Shojaiは自分の仕事を立派にやろうと決意している若い女性警官である。

彼女は、警察学校で新人に基本を教えて訓練し、空手の授業も行っている。

「時には制服を着ているのが難しいことがあります。」と彼女は語った。「私たちが制服を着ていると、攻撃を受けたり殺されたりすることがあります。しかし、私は出勤時には制服を着用します。私たちの社会は女性警官がいることを理解する必要があるからです。」

「もし私を殺したければ、殺しなさい。」

アフガニスタンには約6万2千人の男性警官と、わずか240人の女性警官がいる。

アフガニスタン警察の評判は首都以外ではよくない。

給与の低い階級では賄賂が大きな問題となっている。国際社会が数10億を費やしているのに、ほとんど進展は見られない。

女性警官をもっと増やすのはその付託の一部であり、Tonita Murrayもこのような保守的な国ではそれには時間がかかると認める。

「アフガニスタンの女性警官はインパクトを持ち始めていますが、現在のところ本来できる限度まで活用されてはいません。」と彼女は語った。

「彼女たちは、インテリジェンス、犯罪捜査、法科学、又は最も大事なことはコミュニティにおける警察活動や女性や子どもとの活動に従事できるはずです。しかし、まだ彼女たちは独立していません。」

カブールで女性警官が巡回するようになるのはずっと先のことであろうし、幹部にも一握りの女性しかいない。しかし、何十年もの戦争とタリバン下の抑圧に苦しんだ後では、いつでも時間がかかるのである。