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アフガニスタンの農民が承認された種子を初めて受け取る

2007年10月29日カブール(FAO)

アフガニスタン全国の農民がこの秋のシーズンに小麦を蒔くために、国際的な品質基準に合った承認された種子を初めて受け取った。灌漑用及び雨水用の、22種類の改良された小麦の品種の新たに承認された約8千トンの種子が、FAO「品種と種子産業開発プロジェクト」の実施パートナー(例えばSeed Enterprises)によって現在供給されている。このプロジェクトは農業灌漑畜産省(MAIL)との緊密な協力の下に実施されており、EUの5ヶ年1千万ユーロの資金援助によっている。

これらの高品質種子は経済協力開発機構(OECD)の承認基準に基づいて生産され、純正、発芽能力、健康状態を国際種子試験協会(ISTA)の規定、標準を使ってテストされている。このような高品質種子は農民にもっと多い収穫量と品質の良い農作物をもたらし、その結果アフガニスタンの食糧安全保障が増し、食料自給と飢餓低減に貢献する。

高品質の種子が作物の生産性向上に役立つことはよく知られている。今年、アフガニスタンは穀物の収穫が好調で、そのおかげで必要とされる小麦の輸入量が大幅に減少した。成功の原因のひとつは、収穫量の多い、病気に強い小麦の種子がこのプロジェクトによって供給されたことにある。FAOの援助で発売された品種が、現在国内の小麦生産地帯の50%以上で使用され、全国の作物収穫量の改善に寄与している。