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アフガニスタン:ICRCが医療事業の支援を強化

2007年7月26日ジュネーブ/カブール(ICRC)

アフガニスタン政府と赤十字国際委員会(ICRC)は、紛争が支配する南部アフガニスタンで最も重要な医療施設の一つであるカンダハルのMirwais 病院に対するICRCの支援を大幅に増加することで合意に達した。この病床数390の地域回付病院は何千人もの患者に重要な治療を施している。患者には隣接したザーブル、ヘルマンド、オルズガンの各州の交戦で傷ついた男性、女性、子供も含まれている。保健省とICRCの間で署名された覚書は今後2年間をカバーしている。

「治安問題の増加と、多くの地域が遠隔地であることによって、アフガニスタンには良質な治療を受けられない人が多くいる。」とカブールのICRC代表団を率いるReto Stockerは語った。「特に南部では、過去1年半にわたる武力紛争の激化によって、戦闘で負傷した患者が増加している。Mirwais病院への支援を強化することで、ICRCはこの地域の最も緊急な医療需要に応えるのを支援したい。」

この新しい合意に基づいて、ICRCは保健省が「病院業務の重要パッケージ」政策を実施するのを支援する。この政策は、医療の全般的な質と病院スタッフの仕事を向上させることを目的に州および地域の病院のために作られた国家政策である。

ICRCは、病院の手術部門が戦闘で負傷した患者やトラウマを負った患者が突然殺到するなどの緊急事態に対応するのを助けるだけでなく、病院全体が通常の患者の要望にもっとよく応え一般的な医療業務を向上させられるように支援する。1996年以来、ICRCはこの病院に重要な薬品、検査室とレントゲンの補給品、その他の手術用、医療用の物品を、人員の訓練に加え、供給してきた。ICRCはこの病院の施設、設備の保全と発電機用燃料の供給も行ってきた。

昨年ICRCはアフガニスタン全土で14か所の医療施設を支援した。それらの施設は約3万5千人の患者を治療、そのうち1,700人以上が武器によって傷を負った患者で、それには地雷やその他の戦争で残された爆発物によって負傷した男性240人、女性 252人、子供322人が含まれる。Mirwais病院の支援に加え、ICRCはジャララバードやSheberghanの病院に補給品の供給、能力の増進支援、スタッフの訓練を行ってきた。