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ファクトボックス-‐モンスーンの洪水で最も被害の大きかったアジア5カ国

2007年7月23日(ロイター)

大雨と嵐によってアジアの広範囲にわたって洪水と土砂崩れが発生し、何百人もの死者が出た。

今年のモンスーンによって最も被害の大きかったアジア5カ国の状況は以下のとおりである。

インド、死者約750人

‐今年のモンスーンシーズンが始まってから8百万人を超す人々が豪雨と土砂崩れによって家を失ったと、被害を受けた州の当局は語った。

‐北西部のMaharashtra州が最も被害が大きく、362人の死亡が確認されている。南部Kerala州では、6月にモンスーンが始まってから、143人が洪水で死亡、2万7千人以上が家を失った。

中国、少なくとも400人は死亡

‐広大な中国の全土にわたり、洪水、土砂崩れ、そして雷によって、150人以上が先週死亡した。今年の雨季により、3百万人以上が家を失った。

‐最近数週間、中国の複数の地方で記録が始まって以来最も多い雨量があった。中国気象協会によれば、昨年は中国の史上2番目に洪水と台風による死者の多い年で、   2,704人が死亡した。記録に残る最悪の年は1998年で、4,150人が夏の間の洪水で死亡した。

パキスタン、350人近くが死亡

‐パキスタン南西部が雨季の初めの激しい嵐と洪水で被害を受け、北部では突然の洪水によって死者が出た。最大の都市カラチでは6月23日に激しい嵐で約230人が死亡した。3日後にはBaluchistan州でサイクロンとその後の洪水により119人が死亡し、25万人が家を失い204人が行方不明になった。

バングラデシュ、150人近くが死亡

‐6月初め、港湾都市Chittagongで、130人近くが死亡し、同国全土で5百万人が洪水で孤立状態になるかその危険にさらされるかになった。7月には、3日間の無情なモンスーンの雨によって、さらに15人が死亡し、50万人が家に閉じ込められた。

‐バングラデシュのモンスーンシーズンは9月半ばまで続く。この低地の国の3分の2はモンスーンの間きまって水浸しになる。雨で水かさの増した河川が国境を接するインド東部の高原地帯からバングラデシュに流れ込んでくるのである。

アフガニスタン、約100人が死亡

‐洪水と土砂崩れにより何十人もの人が死亡し、道路が破壊され何千軒もの家屋が損害を受けた。北部山岳地帯では大雪の雪解けによって洪水が発生した。冬の後、水かさの増した川が堤を押し流したのである。