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米国が2012年までにアフガニスタンに航空機186機を寄贈

2007年7月12日カブール(ロイター)

米国が航空機186機を供与する計画の一環として、今年6機のガンシップヘリコプターをアフガニスタンの巣立ち中の空軍に提供すると、アフガニスタン空軍司令官が語った。

引き渡しは2012年までに何回かに分けて実行される。アフガニスタンでタリバンの反乱と戦っているNATOおよび同盟国軍の主力を米軍兵士がしめているのだが、引き渡しにはアフガニスタンのためのジェット戦闘機は含まれない。

「偵察機、ヘリコプター、ガンシップヘリコプター、固定翼機など186機の航空機が我々に供給される。」とAbdul Wahab Qahraman将軍はロイターに語った。

「米国はこれらすべての航空機を供給する予定であり、我々はそれについて議論を進めている。しかし、2012年までは我々はジェット戦闘機を持つことがなく、その後どうなるかは神のみぞ知るである。」

米国政府はこれらの航空機を数十億ドルの支援の一環としてアフガニスタンに寄贈するとQahramanは語った。

2012年までに、アフガニスタンは国内の航空基地すべてを完全にコントロールすることになる。唯一の例外は、カブールの北にあるかつてソビエトの主要な基地であり、現在米国主導の部隊がアフガニスタン国内のハブとして使用しているBagram基地である。

米国はパイロットや技術者などの空軍要員4,550名のアフガニスタン人の訓練も支援している。

ロシア製のヘリコプター

8月に到着するヘリコプター6機はチェコ共和国からやってくるとQahramanは語った。

アフガニスタン航空旅団にはロシア製のMI-17輸送用ヘリコプターと、1979年から1989年のソビエト占領中にアフガニスタンのムジャヒディンに対して使用されたものと同様のMI-24、MI-35の攻撃型ヘリコプターが配備されると米軍の将軍が語った。

「これらは実に信頼できる機種で、高地で気温も高いここの環境下における性能も極めてよく、信頼性も高い。」とアフガニスタン軍の訓練を指揮するRobert Durbin少将は語った。

アフガニスタンの陸軍は1992年に、ソビエトに支えられていた政府が西欧の資金援助を受けたムジャヒディングループに追放された後、崩壊した。

アフガニスタンの空軍、陸軍、警察および治安部隊はそれまでソビエト連邦により訓練され装備を支給されていた。

現在は、米国とその他の同盟国がアフガニスタン各軍を再建し、訓練し、装備を整える支援をしている。

アフガニスタンは現在12万人を超える軍隊を持ち、陸軍の訓練は2008年までに完了する予定である。

NATOと米国が主導する部隊は、アフガニスタンの治安部隊が自立できるようになれば部隊を撤退させるとしている。

アフガニスタンには約5万人の外国部隊が駐留しており、タリバンおよびそのイスラム同盟者たちと戦っている。

タリバン政府が、9月11日テロの首謀者でアルカイダの指導者Osama bin Ladenの引き渡しを拒否した後、米国主導の部隊は2001年にアフガニスタンに侵攻し、タリバン政府を追放した。