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地方拠点病院が施設増強各専門職養成機関も新たに開校

5月17日、カブールで、結核、マラリアなどの伝染性疾患を重点的に扱う病院の建設が開始された。この80床を備える病院は日本による支援を元に建設される。アフガニスタン日本大使館の高橋礼一郎大使も着工式に出席した。現在、アフガニスタン全土には2000ヵ所前後の結核対策拠点病院があり、治療と診断に全力を尽くしている。

 5月12日、バルフ州の州都マザール・エ・シャリフに最先端の医療設備と500床の入院施設を備えた市民病院が開業した。日本、ドイツ、スウェーデンが当病院の開業、運営を支援している。病院スタッフは目下、国際的に通用する高水準の医療サービスを提供するべく、専門的なトレーニングに励んでいる。当施設は病院としてのみならず、国内の医学研究拠点としても活用される見込みであるとのこと。バルフ州ではすでに5つの総合病院をはじめ、48ヵ所の医院、33ヵ所の小規模診療所、数多くの健康相談所が包括的保健医療ネットワークの拠点として機能しているが、新病院はネットワーク上の新たな一大拠点としての役割を期待されている。

 ニムロズ州では築56年を経過した地方拠点病院が改装工事を完了、提供可能な医療レベルの向上のみならず、患者受け入れ態勢の強化が図られた。75病床が追加され、計200名の患者が入院可能になったほか、一日に20件の分娩、3件の手術を院内で行うことが可能となった。この病院には8名の医師が常時勤務する。

 5月9日にはカンダハール州でカンダハール健康科学学院がアメリカの援助のもと開校した。看護師、助産師の育成を主に担うこの学校は最大300名の学生を受け入れ可能であり、学生は設備の充実した2階建ての学校で学ぶこととなる。併設の学生寮にはソーラー発電設備も備えられているとのこと。

 また、教育に関連するその他のニュースとして、バーミヤン州のエサ・ハーン地区で、8つの教室を備えた教師養成専門学校が世界銀行の支援を得て新たに開校した。これまで勉学のための場所を持つことができず、借家などを仮の学校として利用してきた計900名の学生(うち6割は女性)が正式な「学び舎」を持つに至った。なお、同校には来年中をめどに2棟の新規校舎が増築される予定である。