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アフガニスタン人発明家国内初の「国産飛行機」制作将来の航空技術の礎石として期待

 ガズニ州の「発明家」サビール・シャーは、3年間の奮闘の末、アフガニスタン国産としては初となる航空機を完成させた。この超軽量エアクラフトは、サビール氏が地元の市場で材料になりそうなものを買い集めて組み立て、トヨタ車のエンジンを動力機関として転用し、自作のプロペラを取り付け、時にインターネットの情報を参照しながら作り上げたもので、設計から完成まですべてアフガニスタンで行われた初めての航空機として注目を浴びている。

 このプロジェクトは個人発明家によるものではあるものの、アブドゥル・カリーム副大統領が1000米ドルの開発資金援助し、また、防衛省がカブール北部の飛行場を飛行試験場として貸し出し、技術アドバイスを与えるなど、各方面からの支援も成功を後押しした。

 制作されたエアクラフトは全4回のテスト飛行を通じ、最長で4分の1マイル(500m前後)の飛行に成功したとのこと。サビール氏は、自らのこの試みがアフガニスタンの航空業界に対する民間レベルでの投資を呼び起こすきっかけとなり、アフガニスタン国内で航空機製作事業の機運が高まることになれば嬉しいと話し、また、自身の将来的な希望として、8席から10席程度を定員とする小規模旅客機の開発を成功させ、海外留学を果たすことを望んでいると語った。