English | 日本語

ヘラート州で大幅な経済成長

ヘラート州の2011年度の輸出高が前年比で36%増進していることが、州政府の報告から明らかになった。好況の理由として、新関税規制の施行、地方商工会議所の機能向上、国外取引先との連帯強化、継続的な治安の向上などが挙げられている。地元の貿易業者の声を聞くと、以前と比較してビジネス環境は着実に好転しているとのこと。

 州関税局長のアムルッラー・カランダルゾイ氏は、2011年度前半期の輸出高は3000万米ドルを突破したと発表、堅調なビジネス成長に高い評価を示した。ヘラート州は特産品のサフランのほか、カーペット、クミン、大理石、皮革製品、羊毛の生産が豊富であり、輸出先は隣国のイラン、トルクメニスタンをはじめ、中東各国、インド、トルコ、ヨーロッパ全域など幅広い。

 近年、アフガニスタン西部においてカーペット生産が再び盛んになってきており、当該地域では現在少なくとも3000人がカーペット生産事業に従事している。そのほとんどは女性であり、カーペット産業は、女性の社会進出が進むアフガニスタンにおいて、雇用の受け皿として重要な地位を担っている。ヘラート州ではカーペット以外の産業も好調であり、更なる市場の成長が期待される。