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大統領選挙で初めてのテレビ討論

アフガニスタン大統領候補のアブドラ・アブドラ氏とシュラフ・ガニ氏が、アフガニスタン史上初、大統領選テレビ討論において2時間討論を行った。現職大統領ハミド・カルザイ氏は討論への招待を辞退し、その結果テレビスタジオ中央カルザイ氏の演題は空席のまま、討論が行われた。

番組は、その地域が直面する一番論議の的になっている問題のひとつである、アフガニスタンとパキスタンの間のデュアランド線(かつてイギリスが便宜的に引いた境界線)についての討論から始まった。Tolo TV はゴールデンタイムの午後8時から10時に、2つのテレビ局と1つのラジオ局で討論を生放送で放送した。

テレビ局の中には、ジャーナリスト、ビジネスマンやその他大勢をゲストに招き、大きなプラズマテレビのスクリーンで討論を観賞した。

あるアフガニスタン人ジャーナリストは、「カルザイ氏不在の討論は魅力に欠けた」と語った。しかしながら、大統領選におけるテレビ討論自体はアフガニスタン史上初の、歴史的な出来事であったことを全員が認めた。

テレビ討論後の今朝、テレビ司会者のムジャヒド・カカール氏は、「今朝全国の人々から何本か電話をいただいた。ある視聴者の方は、彼が疑問に思っていたことに答えが得られた、と言っていた。彼は今まで2人の大統領候補がまさか貧しく飢えている人々について話すとは思ってもいなかった。」と述べた。

カカール氏は加えて、「少なくとも私たちは、アフガニスタン人の抱いている疑問を候補達に聞くことで、私たちの国と国民のために何かできたと思っている」と述べた。

「これらの討論は、アフガニスタンにおける民主主義の発展の中で、心躍る歴史的な瞬間を意味し、ここで私たちが取り組んできたこと全てを象徴している。全ては、アフガニスタン全国で、この国が直面する重要な問題に立ち向かう候補者と彼らの立場の功労に基づいて、オープンで活発な意見交換を促進するためになされなければならない。」と、カブールのシンクタンク、治安と開発の国際審議会(ICOS)のノリン・マクドナルドは述べた。