アフガニスタン国軍

2002年12月1日にハミド・カルザイ・大統領はアフガニスタン国軍を創設する大統領令に署名し、アフガニスタンのすべての軍隊、元レジスタンスの戦闘員、そしてその他の武装勢力を国防省(MoD)の管轄下に入れた。米国、英国、フランスによって育成されるアフガニスタン国軍は、その目的を地上作戦の責任を引き受けることにおいている。「ボン合意」により7万名の強力な陸軍を確立することが求められている。国防省と参謀本部の改革が2003年春に開始された。目的は各民族グループのバランスがとれた専門家によって構成される幅広い基礎を持つ組織を作ることであった。

2003年7月には、アフガニスタン国軍の部隊が初めて米国主導の同盟軍部隊とともに展開した。この展開の前に、兵士たちは10週間の猛訓練を完了した。訓練が進み規模が拡大するに従って、エンジニアリング、医療、偵察などの新しい能力が、国軍の訓練、支援、展開の一部になるであろう。

当初、アフガニスタン国軍は大量の脱走にみまわれた。しかし、民間武装勢力に人数で5対1と圧倒されていたにもかかわらず、新アフガニスタン国軍はうまくいった。現在は、米国主導の同盟国軍部隊と共同でアルカイダやタリバン残党を追い詰めている。さらにアフガニスタン国軍は国内各所における内戦を鎮圧するようにとの国防省の厳命に従っている。

2007年4月12日現在、陸軍には46,177名の兵士がおり、さまざまな場所に展開している。展開しているのは、タリバンそしてアルカイダと戦うためと、各派の間の戦いを止めるためと、そして中央政府の命令を実施するためである。

アフガニスタン国軍は現在進められている国内の武装勢力の「武装解除、動員解除、社会復帰(DDR)」においても重要な役割を果たしている。武器を接収するというだけではなく、アフガニスタン国軍に加わりたいという人たちにその機会を与えているのである。

加えて、彼らは治安確保のために、山賊に襲われる幹線道路や地域を日常的にパトロールしている。場合によって、必要とあれば貧しい村民たちに医療援助もおこなっている。

今日までに、地域の軍閥司令官や民間武装勢力でアフガニスタン国軍と戦闘を行ったものはいない。アフガニスタン国軍はすべての人の信頼を得ている。

アフガニスタン国軍は、2009年までに7万人の兵士を擁することを期待している。

さらなる情報を必要とする場合は、the Afghan National Army’s(MOD) siteへ(英語)。